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2009年12月26日土曜日

深山


中目黒にある「深山」という焼肉屋に行ってきました。

急に行くことになり、iPhoneでの写真かつ肉の写真しか撮れていないため、半分くらいしか伝わらないかもしれませんが、これからお伝えするのが、100点満点の焼肉屋というものです。

初めて行ったんですが、門構え、店内の雰囲気、接客サービス、そしてもちろん肉質、カット、味付け、メニューのバラエティ、酒の豊富さ、さらにお値段までも、本当に最高でした!


レバ刺し。
むちゃくちゃあっさりしてるのに、甘みもしっかり!
押上のまるいで、親子のレバ刺しを食べ比べているので一発で分かります。
子です。
スタッフに確認したところ、さらにメス牛だということでした。


ハツ刺し。
肉人で最高のハツ刺しを知ってる私ですが、ここのはまた別次元の最高峰です!
味付けが抜群に最高なのです!!!!


ランプ刺し。
やばーーーーーーーーい!!!!!!
むちゃくちゃうまーーーーーい!!!!!!!!


ユッケ。
うひょーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
松の実入ってるの好きなんだよな~


ここから焼きです。


ランプ。
この赤身を見て、トングでつかんで、初めて焼きますが、もちろん焼き具合は分かります。
少しでも焼きすぎると、身が崩れて網に張り付きます。
張り付かないギリギリを見極めて裏返します。

焼いてる途中からヤバいオーラが出ています。
口に入れる前から「これヤバいですよ」宣言しちゃいました。
そして一同「ヤバーーーーーーい!!!!」


上タン厚切り。
ものすごい厚切りです。
今日はイタリア人のゲストをホストする会に焼き手として呼ばれて行ったんですが、
このイタリア人がスーパーレアが好きということで、
様子を見るためにレア目で焼いてみました。

イタリア人は喜んでましたが、日本人からは若干イマイチオーラが出てたのを見逃さなかったので、次からはベストに焼こうと思い、


上ロース厚切り。
を、


こんな感じで焼き上げます。
一同大喜び!


上ハラミ。
ハラミの塩は正直当たり外れの見極めが難しいんです。
脂が勝ちすぎて肉汁の旨味を殺す場合があるんです。
しかし焼いてみたところ、脂はとろけるように甘く、肉汁は噛みしめるほどにあふれ出し、バランス最高です!
うまーーーーーい!!!!!!


この後ホルモンに突入します。
何も言わなくてもこの順番で持ってきてくれますし、大皿に盛りつけられた場合でもオススメの焼き順番を教えてくれます。
一分のスキもありません。

テンション上がりすぎて写真撮るの忘れちゃいました。
味噌だれでしっかりと味はついていますが、表面の味噌は丁寧に落としてあります。
余計な焦げの原因となるということを知っている、この心遣い、ハンパないです。

ハツ、ハチノス、ミノ、ミノサンド、マルチョウどの部位も最高に美味かったです!!!!!!!!!!


こちらはミノサンド。

もう少し食べたい感じだったので、上カルビと石焼ユッケビビンバ。
上カルビはどうしても脂が勝ちすぎてる場合が多いので敬遠してるんですが、プロデューサーの希望で注文してみました。
幸いにミノサンド、マルチョウの後だったので、若干耐性がついてましたが、やっぱりちょっと重かったです。


石焼ユッケビビンバは味付け控えめで、でも薄味というわけでもなく、とても美味しかったです。


終了後店員さんとトークになったんですが、最初からの一連の焼きをバッチリチェックされていたらしく、
「ランプはさっと焼いた方がいいんですが、完璧でした」
「ええ、焼きすぎるとこべりついちゃうんで」
「ロースなんかも表面は焦げるくらいまで焼いてて」
「いやいやあの厚みがあるからこそ出来るんですよ」
「そうなんです! さすが分かってますね~」
と、独学でベストに焼けるように頑張ってきましたが、プロの方にお墨付きをもらっちゃいました!

そしてさらに
「もし良ければダイレクトメールを送らせて頂きたいんですが」
と言われたので連絡先を伝えてきました。

これです!
客は店を選びますが、店も客を見ているんです!!!!

ちゃんと客を見ているという証に、途中で火力が弱まってきたので、網を上げてトングで炭を返したところ、網を下ろした瞬間に横からスッとトングを差し出して
「どうぞ」と。
この間10秒くらいですよ。

しびれるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!


イタリア人も「(美味かったので)この店では熟成はどれくらいの期間してるんだ」なんてマニアックな質問してるし、「隣の卓は焼き方が全くなってない。最悪だ」なんて言ってるにも関わらず、ボーニッシモ! パーフェクト! の連発頂きました!
喜んでもらえたようでなにより。


年内にもう一回訪れたいくらい最高なお店だったけど、年内の予定が埋まってるので、年明け一発目に早速訪れようとおもいます。

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