ページ

2010年3月9日火曜日

焼肉対決(ホーム)


前回の焼肉対決(アウェイ)に続いて、俺のホーム「肉人」へ行ってきました。

予定が合わず、前回の審査員のうち2名を入替え開催された決戦の行方は如何に!?

対決だからと特別料理が出てくるわけではありません。
いつも通りの肉人を味わって頂いてこそ、実力が分かるってもんでしょう。
そんなわけでいつも通りの組み立てで注文します。

まずはハツ刺し。
普通の人はもちろん、焼肉通、ホルモン通の人でも、こんなの食べたことある人ほとんどいないと思うので、一発目に食べてもらえば、ハートブレイク間違いなし!

続いてモヤキム。
このモヤシが、ただのモヤシのように見えて、そんじょそこらでは食べられないレベルの美味さ!
そして今日はワインを合せる予定だったので、発酵食品であるキムチ。
キムチと赤ワインの組み合わせはすごく美味しいんですよ!

タン刺し。
味蕾の粒までもが美しい!
エロい想像をしながら目をつむって食べると、、、
最初にあった舌触りはスっと消え、甘みを残してとろけて無くなるのです。
これも他では滅多に食べられないレベル!

赤身刺し。
赤身の味を知らずして、本当の肉の美味さは語れない。
刺身だけで12種類もある肉人の布陣においても、これを外すわけにはいかない。
ショウガのしょうゆダレが合うんです。

レバ刺し。
こんなブロック状のレバ刺しを見たことがあるか!?
この形状だけなら、食べさせるお店は探せば見つかる。
ところが、肉人レベルだと甘みとクリーミーさとフレッシュさのバランスが完璧!

ユッケ刺し。
牛肉の脂は融点が高いので、生で食べるときには無い方が良いんだけど、
中には口でとろける脂というものもあるのです!
玉子を混ぜる前にひとくち食べることを忘れずに!

ここまで生もの。
普通の店、いや、かなりやる店でも生ものだけでこの種類、質を恒常的に用意することは難しいことは、考え至るに容易でしょう。
肉人には12種類もの刺身が用意されているのです。
刺身だけでコースを組み立てることが可能なのです。

さて、ここから焼きです。

ヘレ。
最近なかなか入荷がなかったんですが、事前の打ち合わせで、今日のためになんとか入荷してもらえました。
レモンを搾ると酸味が勝ちすぎてもったいないので、レモンは不要です。
味付けは完璧に成されています。
やっぱり美味いな~

上ミノ。
肉人新四天王の座を得たやんごとない野郎です。
寺門ジモンも言ってたように、美味さを超えると動物の枠を超えるのです。
ほ乳類である牛が、海産物に!
もうちょっと薄切りの方がより美味しい。

ロース。
写真取り忘れたので、以前の写真でスイマセン。
ほとんど脂身のない赤身を焼くと、肉本来の味が堪能出来ます。
The肉。肉汁の美味さを感じろ!

ハラミ(厚)。
肉汁が染みでないように表面を焼きコーティーング。
じっくりと焼いて、ひとくちで食べれば、、、
口の中に肉汁の大洪水が!!
ナイアガラの大瀑布級の肉汁や~~~~!!!!

ミックス。
写真はボケちゃってますが、12時方向から時計回りで、ハチノス、マルチョウ、コブクロ、ホルモン、トロミノ、おっぱい、そして中央のハツ。

今回の仕込みはハツです。
最初に食べた生のインパクトと、焼いたときのコントラストを比べると、みんなが感動するんです!
感動の奥行きが生まれるんです!!

色々変化あることを味わってもらって、脂もの三銃士のマルチョウ、ホルモン、トロミノで、脂の味にも色々あるということを知ってもらったら、もう俺の仕事は終わりです。


ところがみんなの腹具合がまだまだ行けるようだったので、追加注文。
これが難しい。

一端リセット的に、クツベラ。
のど軟骨です。
コリコリの部分と適度な肉も付いてて、美味いですよ。
焼きすぎるとコリコリ部分がボソボソしてしまうし、
焼きが足りなくても、ゴムっぽくなってしまうので、焼き加減は難しいですがオススメ。

ブレ煮。
ブレイン(脳)の煮込みです。
これは豚の脳です。
味付けは一見濃そうに見えますが、以外とあっさりしています。
ねっとりとした触感が最高です。
火を通しすぎるとバサバサするんですが、さすがです。

あと写真取り忘れのヘレおかわり。
「最初のより質が落ちちゃうんですが大丈夫ですか?」
なーんて言われちゃうんですが、大丈夫です!
サシの具合が少なめでしたが、変わらぬ美味しさ!
何枚でも行けるな~

最後の締めに、コムタン(赤)+ライスでコムタンクッパにして終了。
こんだけ食べて1人頭4千円(!!!!!!!!!!)!
というプレゼンテーションの後にみなさんの審査。

前回の審査の結果と合せて、総得点の多い方が勝ち。
気になる結果は、、、






僅差ではありましたが、肉人 & 肉マスターチームの勝ち!

みなさんご支援ありがとうございました!

肉人の番頭山田さんにも感謝!
ホールの宮川さんにも感謝!
新しいバイト君(名前まだ聞いてない)にも感謝!
今日はいなかったけど、岡崎さんにも感謝!

いやー、さんざん焼肉屋を食べ歩いた後にたどり着いたお店「肉人」はやっぱハンパなかったです!
評価者のみなさんにも賛同頂けて嬉しい!

もちろん「ゆうじ」も素晴らしいお店でした!
色々敷居は高いけど、焼肉屋の一つの未来を見ることが出来ました!

最後に焼肉大王とがっちり握手を交わし、お互いの健闘をたたえ合った後には友情が芽生ました。
これからも美味い肉を食べに行きましょう!

そして俺自身は、インディーズ焼肉業界の勢力図に、ひとつの大きな爪痕を残したんじゃないでしょうか!?
アンダーグラウンドシーンでは、肉とDance Maniaについては誰にも負けねえぜ!!!


焼肉大王によるレポートはこちら
~肉対決/下北沢 肉人(ニクンチュウ)~

0 件のコメント:

コメントを投稿