こちらは先日訪れて身もだえするほど美味しかった、「すし匠 まさ」さんのお師匠さんのお店です。
この日は特にさんまがものすごくて、11枚目の大根おろしが乗った写真の断面を見てもらうと分かるかと思いますが、脂の乗りが尋常ではありません。
よっぽど良いものだったせいか、さんまだけで3貫も出てきました(アサツキ乗せ、大根おろし乗せ、皮をはいだもの)。
この辺りの手かえ品かえ感は、まささんにも濃厚に受け継がれていますね。
まささんと比べると、どっしりと大地に根ざした安定感を感じます。
アグレッシブなまささんに比べると、少し控えめ。
ただ、まささんは攻めに攻めまくってギラギラとしたエッジの立ちまくったお寿司屋さんなので、そこと比べて控えめってのは当たり前で、その辺の寿司屋に比べたら、非常に手は込んでるし、とても深く考えられています。
新鮮な魚をただ握っただけではない、寿司屋の仕事の最前線にあるお店です。
半歩先を感じたいときはまささん、完成された寿司ワールドを感じたいときはすし匠さんという感じでしょうか。
四季に一度は訪れたい…!
すし匠のご主人 中澤圭二さんの著書「鮨屋の人間力」。
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