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2011年1月13日木曜日

かわむら


銀座にある「かわむら」という、ステーキをメインとした、牛肉料理店に行って来ました。
一般的にはステーキ屋として知られていますが、このお店にはメニューがありません。
かといって、お任せでもないのです。
客が注文した物を作るので、メニューがないのです。
基本的には牛肉料理ですが、注文すればシーフードカレーだって作ってくれます。
シチューなどの時間がかかるものだって、客と店の時間さえ許すならその場で作ってくれます。
あらかじめ電話で注文しておくことも出来ます。
こんなわがままかなえてくれるお店聞いたことありますか???

今回は初めてと言うこともあって、いわゆる定番的な感じでお願いしました。

ステーキをお願いしたので、一番最初に切って準備をします。
大きさが分かりづらいと思いますが、厚み8cmくらいでしょうか。
持論ですが、ステーキをちゃんと焼くには、ある程度の厚さが必要だと思っています。
最低でも5cmは必要だと思ってます。
これを遠赤外線の出る炭火で焼く。
中心は暖めるだけ。そのまわりは赤いけれど火の通ってる状態。
それでいて表面は焦がさない。
そんな自分の理想とするステーキが後ほど出てきます。

最初はタルタルです。

こちらは同行者のリクエスト。
ミンチじゃなくてサイコロ状にカットした肉なので粘りが出ません。
エシャロットとパセリとケイパーを刻んで酢と油で和えたドレッシングが、超さっぱりとしていながらも、さわやかな酸味で、オードブルとして最高だし、味も最高!

コンソメスープ。

ヒレ肉と少量の野菜で取ったというコンソメ。
まさに"完成された"というその名にふさわしいスープ!
甘い、甘いぞう!
そしてなんなんだこのうま味は!!
一番近い味はすき焼きの残り汁だと思うんだけど、同行者は日本酒のようだとも。

そしてこれが黄金のスープ!

ボケちゃってますが、銀色のスープですくうことで、黄色のコンソメ-スープが黄金に光り輝く!!!

サラダです。

肉だけでは季節感が出ないからと、サラダを出してくれます。
肉の料理人とあなどってはいけません。
このサラダがハンパ無いのです。
10種類以上の野菜を使用し、火を通す物については、すべての素材について適切な火の通し方をほどこしてあったり、自家製のドレッシングは、普通にドレッシングを作ると味が濃すぎるからと、天然水で割ってあったり、上に振ってあるベーコンも、知り合いのお店に頼んで、これだけのために作ってもらっているそうです。

なによりキュウリがすごかった。
実はキュウリが嫌いなのです。
食べられなくもないですが、出来れば食べたくないと思っています。
そんな俺が食べて、初めて美味しいと思えるキュウリだったのです!
なんだこれは!?
子供のころからこのキュウリを食べていれば!!!!

これまた持論ですが、キュウリとニンジンは、特に土の味が色濃く反映する野菜だと思ってます。
まずい物はホントにまずい。
土の味が反映すると言うことは、農薬の味がすると言うことです。

最高のオードブルで気分もおなかもテンション上がってきたところで、メインのステーキです。

ダメだ!ケータイのカメラごときじゃ足りない!
情報が劣化しすぎている!!!!!
そして断面写真を撮るのを忘れたことを激しく後悔する!!!!!!!!

最初に述べた理想のステーキが目の前にあるのです!!!!!!!!!!
味付けは一切行っていません。
肉のうま味だけで最っ高に美味いのです!!!!!!

基本的にはヒレ肉しか使わないというかわむらさん。
良いヒレ肉があれば全部買うらしい。

牛肉のうま味って、ヒレ肉に凝縮されてると思うんです。
かわむらさんも同じこと言ってました。
25年間牛を扱い続けたかわむらさんと同じ意見で、感極まります。
他にも肉の話をたくさんしたのですが、いちいち大感銘!
うれしいなあ。最高だなあ。

そんなステーキがまずいわけありません。
40分程度時間を掛けてじっくり焼いたステーキ、最高に美味いです!
かるく塩振っても美味い。
醤油では味がきつすぎるからと、レモンで割って7年寝かしたというタレをほんの少しつけても美味い。
つけすぎると肉の味が負けてしまう。それくらい醤油って強い調味料。
そしてヒレ肉は美味いけど繊細。

つづいて2品目のメインハンバーグ。

なんじゃこりゃあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本日初の舞がっ!!!!!!

ステーキの美味さは、想像上の美味さだったけど、このハンバーグは一歩上行ってた!!!!!
しかも完全に中心まで火が通ったウェルダン。
ヤバい、説明がつかない。

これもミンチじゃなくて叩いた肉なので、それほど肉汁ははあふれません。
つまり肉汁は肉の中に詰まったままなのです。
わからん。無理。

そんなお肉にはさわやかなこんなワインを合せました。

が、ワインなんて必要ないくらい美味い!美味すぎる!

シメにユッケ丼をリクエストしました。

暖かいご飯で脂が活性化されて、うま味もたっぷり。
砂糖が入ってないので、さっぱり味。シメにぴったりでした。

こんなにお肉を食べたのに、胃もたれ的な感じは全くなし!

最後にデザートを頂きます。
プリンを取り分けるかわむらさん。


プリンとバニラアイスと、ヨーグルトシャーベット。

このプリン、今まで食べたプリンの中で一番美味しい!!!!!!!!!!!!
ボディがどっしりとしていて、それでいてしつこくなく、甘みもしっかり。
とろけるとかクリーミーとか、あんなもんプリンじゃない!
これ!これがディスイズプリン!

そしてバニラアイスもすごい。めちゃめちゃ濃厚。この削ったバニラの量見て。

さらにヨーグルトシャーベット。強烈にさっぱりで最高過ぎる!

なんなのこの店!
全部が最高!!!

一見さんは入れないお店ですが、縁を分けて頂いたので、興味ある方いらっしゃいましたら一緒に行きましょう!
3日分くらいの給料握りしめて!


2010年12月29日水曜日

肉人 三軒茶屋店


三軒茶屋にある「肉人」です。
このブログにはあまり書いていませんが、2010年7月末にオープンして以来、年内すでに10回ほど通っています。

この店の良さは、訪問回数が物語っているでしょう。

こちらはカイノミの厚切りと薄切り。

厚切りの方が僕は好きです。

ハラミ。

完璧ですね。口の中で肉汁大爆発やでええええっ!

他にもたくさん食べて、2010年の肉納めとしました。

2010年12月26日日曜日

鮨 双輪


「黒木くんはこの店必食だから!」と言われるがままに連れられて、白金台の「双輪」というお寿司屋さんに行って来ました。

まずはお通しとして、穴子の肝です。
苦い。
けど美味い。
ビールにとても合う。
でもこれは手がかかってるなあ。
お通しとしてちょっと出すようなモノではない。

お作り4点盛り。
ウニもタイラガイも美味い。
このウニの入れ物は、市販品でちょうど良い感じの物が無かったからと、ぐい飲みを自分で削って作ったそうです。
自分の思い描く形があって、世にその形がまだないのなら、作ればいい。ただそれだけ。
料理人ってそういうもんでしょ。

このぐい飲み好き。

イクラ。

新鮮だからだろうか。皮の張りがものすごい!
味も濃ーい!

鯛のアラ。

ザ・骨だらけ。
でも美味しい。
最近の人には、こういう食べるのに手間のかかる料理は敬遠されるから、なかなか正面切って出せないと思うけど、双輪さんではなんのてらいもなく、当たり前の如く出す。

そして、食べ終わった後の骨をお吸い物にして出す!

これには流石に驚いた!
食べ残しを料理として出されるなんて、怒って帰る人だっていると思う!
でも俺の脳汁はあふれ出す!!!!!
食べ残しにだって、まだまだ美味しさが残ってるんだ!
だったら味わってもらいたい!
そんな料理人の心意気を受け取った!!!!!!

煮イカ。

これがヤバい。
中の卵のプチプチ感とイカの身の柔らかさが完璧に調和してる。
聞いたところ、中身は別に7割ほど煮て、イカの中に戻してから火を通すと、全体の火の通りがちょうど一致するそうだ。
そのためだけに、全く手間を惜しむことなく、ひたすら最高の状態に仕上げて行く。
素晴らしすぎるやろ!!!!!

ガリ。

全く甘くない。面白いねえ。

漬け。トロ。

少し固めシャリがほろりと崩れ、マグロの身と絡み合う。
美味いねえ。

ヒラメの昆布締めとイカ。

こんなに深く味の入った昆布締めは初めて食べた!
普通は昆布締めに使わない、羅臼の最上級昆布で締めているとのこと。
昆布締めに使った昆布は、この後出汁を取るのに使い、さらに佃煮にして食べる。
だから、最上級の昆布を使っても、惜しくないそうだ。
しかもこんなに深い味が入る。
良いことだらけやないの!

鰯。

よく脂が乗ってて美味しいです。

これはサンマだったかな?


鯛。


穴子。

俺、寿司屋の焼き魚が好きだ。

玉子。

甘い玉子と濃いめの酢飯の相性がイマイチ好きではありませんでした。

かんぴょう。

全く甘くない。
でもそれが良い。


すごかった。
あらゆる部分に手間を惜しむことなく、無駄を省き、唯々美味しいものをお客様に提供する、直球ど真ん中。
ただし、あまりに豪速球過ぎるため、普通じゃない寿司屋に思われているようです。

素晴らしいお店でしたが、客入り芳しくなく、2010年末を持って閉店に至りました。
残念です。

2010年12月25日土曜日

焼肉問屋 牛蔵


富士見台にある「焼肉問屋 牛蔵」というお店に行って来ました。
ここはA5ランクの希少部位が恐ろしいほど安く食べらられるとウワサのお店なのです。

総勢20名くらいで予約をし、6000円のコースがすでに並べられていました。
制限時間2時間ということで、店員さんもガンガンにマキます。
なので、どれがどの部位かほとんど分からないので、バババッと並べます。

マキ、本バラ、上モモ、サーロイン、肩ロース、リブロース、肩三角、とも三角、中肉などです。




完全にジャンクガレッジテイストなもやし。


ホルモンは、ドーナッツ、上ミノ、ハツ、ギアラ、レバー。


その後ざぶとん、ちまきなどを追加。



この他にもキムチやスープ、冷麺、ビビンバなどガンガン頼み、お酒もグイグイ飲んだ結果、お一人様4500円という驚異的なお値段でした!
(6000円のコースという話だったのに……謎)

味の方向性は大衆的な感じで、なかなか美味いです。
カットはかなり雑です。あと生ものは少ないです。サイドオーダーは充実してます。
店内はきれいだし、なによりコストパフォーマンスが異常に良いので、細かいこと気にしないのであれば、超アリなお店でしょう!

今回は大人数で会計が明瞭ではなかったので、もう一度訪れて確かめてみたいです。

2010年12月18日土曜日

熟成肉の中勢以


田園調布にある熟成肉専門店の「中勢以」というお店に行って来ました。
肉オタクが極まってしまった肉屋の肉で、ステーキを焼きます。

高級ブティックの様な店内で、熟成最終段階の肉をディスプレイ。



店長と打ち合わせて、今回の肉を選びます。
1枚30g程度で4種類。それぞれ方向性の違うモノで。
という感じで選んでもらい、その場でカットしてもらいます。

奥からウデ、ウチモモ。

熟成部分は茶色く焼けています。
通常の飲食店では見た目が悪いのでこの部分はカットしてしまいます。
しかしここは熟成肉専門店。
少し酸味は出てきますが、特に味が悪いわけでもないし、この部分を味わわずにカットしてしまったらなんにも面白くないんです。
これが無かったら、この店で買う意味なんてないんです!

ヒウチ
このまま食べたい。

イチボ

ヤバいね。

店長と。


さて、このお肉を調理します。
目黒にある「Vin Sobres」さんの厨房をお借りして、調理します。
ル・クルーゼのグリルパンで焼きます。


カットして盛りつけます。
味付けは塩を振っただけ。


結果は…

美味い!
美味い!
美味い!
美味い!

これまでの人生で食べた、どの肉よりも美味い!!!
最高!!!!!!!