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2010年2月7日日曜日

地球外生命体トリュフグ

六本木にある「鮮てっちり 浜藤」というお店に行ってきました。

ここでの体験は、地球上では決して体験出来ないものと思われるほど、
宇宙感漂っていました。

今回の目的は「黒トリュフ&白子&キャビアコース」。
通常この時期は
ふぐ白子&天然キャビア三昧コースというのをやっているのですが、
ワシントン条約により、チョウザメの捕獲量が制限されているため、
思うようにキャビアが入手できなくなってしまい、
代わりに試行錯誤して生み出されたコースとのことです。

ふぐにはシャンパンが合うということで、
これを頂きました。
今まで飲んだシャンパンの中では、一番美味しいです。

ふぐ煮凍黒トリュフ掛け。
トリュフの香りが立ちこめた後、ふぐ出汁の味がじゅわーーっと広がり、
味が消えかける頃にトリュフが思い出したかのように再来!

いや~~~~~良い!!!!

黒トリュフ&ふぐ白子茶碗蒸。
白子と身が入った茶碗蒸しです。
ふぐの身とトリュフを合わせてみると、、、
合うんです!
2品目でいきなりではありますが、ふぐとトリュフの組み合わせヤバい!
白子には、より合う!

黒トリュフキャビアてっさ。
てっさは皿も味わうものです。
もはや芸術品でしょう!!!!
今まで食べてきたてっさは、食感を楽しむものだと思ってましたが、
ここのふぐは味が濃いよ~~~
ふぐのみ取っても何かが違います。

そして、ぽん酢ではなく、トリュフオイル&キャビアで味わうてっさは、、
ヤバい。これ反則だろ!!!!!!!!

黒トリュフ白子塩焼キャビア添。
今まで何度もふぐの白子は食べたことあります。
淡泊でとろとろした触感ですぐ消えるし、
結局全部ぽん酢の味だし、

それほど美味しいものだとは思っていませんでした。

ところがですよ。
ふぐの白子をしっかり焼いて、
キャビアを乗せて、トリュフを散らし、
トリュフオイルをかけまして。
美味~~~~~~~~~~~~~~~~~い!!!!!!

表面はしっかりと弾力があり、身もすこし締ります。
暖められた事によって、眠っていたうま味が活性化され、
白子の食感、キャビアの味、トリュフの香り、
三位一体となって口の中で大爆発!!!!!!!!!!

宇宙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ふぐ唐揚黒トリュフ。
もうこの辺りではトリュフのありがたみなんて全然無くなってくるほどに
当たり前のようにトリュフがかけられています。

どうやらトリュフは揚げたり焦がしたりした
香ばしいものとの相性が良いようです。
つまりは唐揚げに最高! ってことなのです。

黒トリュフ白子てっちり。
ちりにすると、ふぐはまた食感を変えます。
しかし今までの一品料理に比べると、いささかパンチ不足。
その理由は、ふぐのうま味をしっかりと汁が吸収しているから!

その味を吸った白菜、下仁田ネギが美味い。

ふぐ皮&豆腐 from てっちり。
ゼラチン質となって、ねっとりとしたふぐ皮。
豆腐はないほうが良い。

春菊、くずきり、焼きもち、ふぐ from てっちり。
春菊はさっと湯がくだけ。最高。
くずきりがふぐの味やで~~~
焼きもちも美味い。

そしてふぐの味をたっぷりと吸ったお汁。
美味~~~~~~~~~~~~~~~い

白子リゾット&黒トリュフ烏骨鶏卵。
トリュフの香りをたっぷりと染みこませた烏骨鶏卵を乗せたとはいえ、
どうみてももずく雑炊にしか見えませんが、、、

これがまたもや宇宙に飛び出してしまうのです。
烏骨鶏卵がハンパなく美味いのです。
書いてるだけで思い出して、トリュフの香りが蘇ります。

ふぐにぽん酢っていう、定番の組み合わせは、大罪なんじゃなかろうか。

水菓子。
リンゴのコンポートと、甘々棒です。

これがないと、地球に帰還出来ません。
さっぱりとさせてくれます。

一緒に出された台湾ウーロン茶がまた美味しいのです。
とろりとした甘みが良いのです。

いやーーーーーー本当に素晴らしかった。
お値段は相当張りましたが(沖縄旅行に行くより安いと思います)、
俺は俗物と呼ばれても良いから美味しいものを食べたいのです!

同じ思いを共有できる方、ぜひご連絡ください!
行きたいお店はたくさんあるんだけど、
誘える仲間がいなくてさみしいのです。

毎回こんなんだと普段の食事を霞に切り替えなくてはいけないですが、
半年に一度くらいは、このクラスの料理を食べたいな~。

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