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2010年2月10日水曜日

焼肉対決(アウェイ)


肉好きを公言してると色々なことが起きるようです。
なんの因果か、「電通の焼肉大王」と呼ばれる人と、焼肉対決をすることになり、
ホーム&アウェイ方式で、焼肉大王のホーム「ゆうじ」に行ってきました。

対決ってなんだよ。と思った方は、ぜひ次回俺のホームでの対決の回まで心待ちにしててください。
ちなみに俺はなぜか「肉マスター」と呼ばれています。

それでは、焼肉大王 vs 肉マスターの戦い開始です。
カーン!(意味わかんなーいw)

まずは2階に通されます。
隣は洋服屋でした。
スモーキーな肉極道ファッションで身を包みたい方は、ゆうじの2階がオススメです。

以下、常連しか注文することが出来ないというお任せコースです。
レバ刺しとセンマイ刺し。
レバ刺しはごま油とニンニク。
センマイ刺しは、出汁を酢で割ったもので味が付いてます。
美味しいです。

手前チレ刺しです。
別のしょうゆダレで食べます。
ごまが勝ちすぎでした。

生ものがもう一品、ざぶとん刺しです。
アボカドとわさびを和えたものと海苔、甘めのタレを混ぜて食べると、、
めっちゃくちゃうまーーーーーい!!!!!!!

ここから火の通ったもの。
シンシンのタタキ。
見たまんまの味ですが、美味しいです。

テールのからあげ。
コラーゲンぷりっぷりで、豚足を食べているような感じ。
中継ぎに良い感じ。

タン刺し。
砂糖となにかのタレに漬けてあるようです。
奥の高菜と合わせて食べます。
高菜も甘めの味付けで、甘々でイマイチ。

そして見ろーーーーーーーーーーーー!
これはモンブランかマッターホルンか!?
肉界のアルプス山脈、超厚切りタン塩だーーーーーーー!!!!!
敵方ですが、容赦なく褒めます!!!
でもこれは焼きが難しいですよ~~~~~~~
これが出されるということが、つまり常連として認められたということなのか!?

こう焼くのだーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
神の座す場所はここだーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
なぜか俺が焼いてるし。

これは食道。
キリッとしたしょうゆダレに漬け込んであるので、身が締ります。
つまり、良く焼く必要があるということです。
タレの味が勝ち過ぎかな?

ミノ。
先ほどの食道と同じタレ。
うーん、ミノはこのタレ合わない!
固くなりすぎ!!!
肉人の上ミノを食べさせたら勝てる!!!!!!!!!!(対抗意識むき出し!)

手前みすじと奥リブロース。
みすじは肉質が悪いと変な臭みが出るんですが、さすがに出所しっかりとした肉を使っているようで、じんわりと甘みを感じます。
リブロースはもう、こんなもん美味いよ!

左が塩ハラミ、中がヒレ、右がカシラ
全部美味い!
でもハラミは肉人の方が美味い!

ホルモン盛り合わせ。
ハツモト、あぶしん、ヤン、ギアラ、ホルモンのミックスでした。
甘めのショウガダレ。
悪くないけど、この辺は肉人の独壇場でしょう。

カレー。
スタミナ苑のテグタンスープよろしく、肉の切り落としを煮込んでいるようです。
肉の甘み全開で美味しい!

デザート。
秘密兵器の白トリュフオイル(持ち込み)をアイスにかけると、、、合うんです!


これで1人頭1万1千円くらい。
むむむむむむむむむ。
常連にならないと食べられないとはいえ、良かった!
進化した焼肉屋の姿を見せてもらいました!

以前一見で行ったときは7000円くらいで全然満足できなくて、もう行かなくていいやと思いました。
通う前に通常メニューで満足できないってどうなの? と。

多少の常連優遇はしょうがないとしても、メニューが違うってのは納得できないのです。


でも今回の対決は、その人間力も含めての対決。
ジャッジを下すのは、審査員なのです。

どうなるのーーーーーーーー!?!?!?!?


焼肉大王によるレポートはこちら
~肉対決/渋谷 ゆうじ篇~

2010年2月7日日曜日

地球外生命体トリュフグ

六本木にある「鮮てっちり 浜藤」というお店に行ってきました。

ここでの体験は、地球上では決して体験出来ないものと思われるほど、
宇宙感漂っていました。

今回の目的は「黒トリュフ&白子&キャビアコース」。
通常この時期は
ふぐ白子&天然キャビア三昧コースというのをやっているのですが、
ワシントン条約により、チョウザメの捕獲量が制限されているため、
思うようにキャビアが入手できなくなってしまい、
代わりに試行錯誤して生み出されたコースとのことです。

ふぐにはシャンパンが合うということで、
これを頂きました。
今まで飲んだシャンパンの中では、一番美味しいです。

ふぐ煮凍黒トリュフ掛け。
トリュフの香りが立ちこめた後、ふぐ出汁の味がじゅわーーっと広がり、
味が消えかける頃にトリュフが思い出したかのように再来!

いや~~~~~良い!!!!

黒トリュフ&ふぐ白子茶碗蒸。
白子と身が入った茶碗蒸しです。
ふぐの身とトリュフを合わせてみると、、、
合うんです!
2品目でいきなりではありますが、ふぐとトリュフの組み合わせヤバい!
白子には、より合う!

黒トリュフキャビアてっさ。
てっさは皿も味わうものです。
もはや芸術品でしょう!!!!
今まで食べてきたてっさは、食感を楽しむものだと思ってましたが、
ここのふぐは味が濃いよ~~~
ふぐのみ取っても何かが違います。

そして、ぽん酢ではなく、トリュフオイル&キャビアで味わうてっさは、、
ヤバい。これ反則だろ!!!!!!!!

黒トリュフ白子塩焼キャビア添。
今まで何度もふぐの白子は食べたことあります。
淡泊でとろとろした触感ですぐ消えるし、
結局全部ぽん酢の味だし、

それほど美味しいものだとは思っていませんでした。

ところがですよ。
ふぐの白子をしっかり焼いて、
キャビアを乗せて、トリュフを散らし、
トリュフオイルをかけまして。
美味~~~~~~~~~~~~~~~~~い!!!!!!

表面はしっかりと弾力があり、身もすこし締ります。
暖められた事によって、眠っていたうま味が活性化され、
白子の食感、キャビアの味、トリュフの香り、
三位一体となって口の中で大爆発!!!!!!!!!!

宇宙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ふぐ唐揚黒トリュフ。
もうこの辺りではトリュフのありがたみなんて全然無くなってくるほどに
当たり前のようにトリュフがかけられています。

どうやらトリュフは揚げたり焦がしたりした
香ばしいものとの相性が良いようです。
つまりは唐揚げに最高! ってことなのです。

黒トリュフ白子てっちり。
ちりにすると、ふぐはまた食感を変えます。
しかし今までの一品料理に比べると、いささかパンチ不足。
その理由は、ふぐのうま味をしっかりと汁が吸収しているから!

その味を吸った白菜、下仁田ネギが美味い。

ふぐ皮&豆腐 from てっちり。
ゼラチン質となって、ねっとりとしたふぐ皮。
豆腐はないほうが良い。

春菊、くずきり、焼きもち、ふぐ from てっちり。
春菊はさっと湯がくだけ。最高。
くずきりがふぐの味やで~~~
焼きもちも美味い。

そしてふぐの味をたっぷりと吸ったお汁。
美味~~~~~~~~~~~~~~~い

白子リゾット&黒トリュフ烏骨鶏卵。
トリュフの香りをたっぷりと染みこませた烏骨鶏卵を乗せたとはいえ、
どうみてももずく雑炊にしか見えませんが、、、

これがまたもや宇宙に飛び出してしまうのです。
烏骨鶏卵がハンパなく美味いのです。
書いてるだけで思い出して、トリュフの香りが蘇ります。

ふぐにぽん酢っていう、定番の組み合わせは、大罪なんじゃなかろうか。

水菓子。
リンゴのコンポートと、甘々棒です。

これがないと、地球に帰還出来ません。
さっぱりとさせてくれます。

一緒に出された台湾ウーロン茶がまた美味しいのです。
とろりとした甘みが良いのです。

いやーーーーーー本当に素晴らしかった。
お値段は相当張りましたが(沖縄旅行に行くより安いと思います)、
俺は俗物と呼ばれても良いから美味しいものを食べたいのです!

同じ思いを共有できる方、ぜひご連絡ください!
行きたいお店はたくさんあるんだけど、
誘える仲間がいなくてさみしいのです。

毎回こんなんだと普段の食事を霞に切り替えなくてはいけないですが、
半年に一度くらいは、このクラスの料理を食べたいな~。

2010年2月6日土曜日

関東のうなぎ


江戸川橋にある「石ばし」といううなぎの名店に行ってきました。

えー、私は関西人ではありませんが、関東の人には関西人と呼ばれます。
60Hzの電気と、うなぎを蒸さない文化で育ったのです。

何度か関東のうなぎも食べましたが、いまいちな感じだったので、
関東うなぎの頂上と呼ばれるこのお店、かなり期待高まります。

まずは先付け三種。
空豆美味しいです。
川エビは火を通しすぎかつ、揚げてから時間が経っていたようでイマイチ。
タラコは出汁がじゅんとしみてて美味しかったです。

お豆腐。
大豆の味は少し濃いめですが、いたってフトゥー。

そして白焼きです。
蛍光灯下故、写真写りは非常に味気ないのですが、
これはふっかふかで非常に美味しい!

皮にパリサク感はありませんが、
いやいやこれが白焼きを美味しく食べる方法に違いありません!

これは関西式では味わえない美味しさ!!

続いて順番が前後して提供されましたが、うざく。
キュウリとうなぎって合うんですね~~~!!!!!
驚いた!

そして本丸うな重です。
うーん。蒲焼きは関西式に軍配が上がります。
身がふかふかすぎて、ご飯に溶け込んでしまっています。
味も控えめだし。

ザクっとするまで皮を焼いた、蒸さない、味の染みこんだ蒲焼きの方が、
ご飯には合うようです。

肝吸い。
鰹のお出しがはっきりと主張してますが、
それを焼いた肝がしっかりと受け止めています。
美味しい~

お値段お高めですが、たまーに来るならいいかも。

関東のうなぎであまり良いお店を知らないのですが、
白焼きに感動したので、うなぎ屋探訪熱が高まりました!

2010年2月5日金曜日

ゲットー餃子


外苑前にある「福蘭」というお店に行ってきました。
ここは知る人ぞ知る、青山界隈のパワースポットなのです。

まず提供されるのは、このタレです。

しょうゆ、酢、ごま油、ニンニク。こんな感じでしょうか。
このタレは、福蘭の生命線。超重要です。

こちらが福蘭名物餃子。
こんなに奇っ怪な餃子は始めてみました。
揚げた後にとろみ調味料的なもので煮込んであるようです。

故に、揚げた皮とはいえ崩壊寸前。
箸で持てば、そこからそのまま崩れます。
中の餡がぼろぼろとこぼれ、辺り一面メルトダウン。

核分裂を起こした餃子を、先ほどのタレに漬けて頂きます。
ふにゃっとした皮の意味はさっぱり分かりませんが、確かに美味しいのです。

試しにタレに漬けずに頂くと、無味無臭。
とまでは言いませんが、なんでもないものとなります。

続いてもう一つの福蘭名物シュウマイ。
湯気がしずってはいますが、すでにダムは決壊しております。
ダムダム肉爆弾とでも名付けましょうか。

タレを漬けずに頂くと、やはりなんでもないもの。
タレを漬けて頂くと、美味しい。

ここの食べ物は、ビジュアルの破壊力のみ進化させた結果、
肝心の味がなよなよしてしまったようで、
強烈にパンチの効いたタレがないと成り立たない料理になってしまったようです。

餃子、シュウマイのみでは、いささか腹持ちが足りぬので、
タンメンを追加注文。
具はキャベツ、玉子以上。
スープは、白湯のように薄い。
ここへ、タレ投下。
一気にラーメン二郎テイストに早変わり。
ニンニクマシマシです。

店内の様子。
キタナシュラン1つ星は間違いないです。
青山に似つかわしくない、リアルゲットーな店内、料理。
普通の女性なら絶対いやがる店構えなんですが、
場所が青山というだけで、美人なチャンネーも多数見受けられました。
異常な地場が働いているとしか思えません。

俺は、観光的に行くことはあっても、普段使いではキツイかな~